活動内容

年次大会の開催

本学会では、毎年春季または秋季に年次大会を開催し、「コミュニティデザイン分野」、「CSR（企業の社会的責任）分野」、「国際協力・平和構築・共生学分野」、「非営利活動（NPO、NGO、ボランティア活動）分野」、「危機管理分野」、「都市防災分野」、「文化・芸術組織分野」等の分野において、研究者ならびに実務家との連携・協同を促し、各分野の知的ネットワークの形成を促進することを通して、社会デザインという新しい学問分野を深化、確立し、かつ人材を育成するために研究発表を行ないます。

学会誌の刊行

論文を広く公募し、学会誌を定期刊行しています。本学会誌は、調査、報告、評論、事例紹介といった様々なジャンルの論文を掲載することにより、わが国における社会デザイン研究の先進的な情報発信の場とすることを目的としています。

研究プロジェクトの遂行

本学会では、下記７つの研究領域においてこれまで積み重ねられてきた学問的功績に学びつつも、「社会デザイン」という新しい理念を深化、確立し、現代社会において実現することを目指しています。会員の関心に応じて領域ごとのテーマあるいは領域横断型のテーマについて、「社会デザイン」理念の構築という観点から、学識者および実務家から成るプロジェクトを形成し、実践的な研究を進めていきます。

コミュニティデザイン分野	コミュニティデザインや地域振興を市民による社会デザインという視点から研究する
ＣＳＲ（企業の社会的責任）分野	ＣＳＲを市民社会のもとでの企業という視点から捉え、その理論と運営、人材育成について社会デザインの視点から研究する
国際協力・平和構築・共生学分野	政府、国際機関、市民社会組織等による国際協力・平和構築活動と世界市民の共生について社会デザインの視点から研究する
非営利活動 （NPO、NGO、ボランティア活動）分野	NPO、NGOそしてボランティア活動の理論と運営、人材育成について社会デザインの視点から研究する
危機管理分野	政府、自治体、企業その他の組織の危機管理をめぐる諸問題を検討し、市民社会の危機管理のあるべき姿を研究する
都市防災分野	防災に関する課題を明らかにし、政府・自治体・NPO・市民の幅広い参画による防災力の強化の視点から研究する
文化・芸術組織分野	現代社会における文化芸術組織の理論と運営、人材育成について、そのあるべき姿を市民社会の充実の視点から研究する